やる気スイッチは手元にある【脳科学とビジネス】
才なき犀のごとく彷徨(うろつ)いてきた
モト教師、サイ之助です。
「明日やろうはバカ野郎」
って聞いたことはあります?
もともと誰が最初に言ったのかは不明ですが、
まことに名言、至言ですよね。
そう思うのは、もちろん身に覚えばあるから;^^💦
「ま、明日でもいいや」って
ついつい先送りして、後で後悔することって
誰しも経験あるんじゃないでしょうか。
学校時代も仕事をもってからも、あるいは
ネットビジネスを始めてからも、同じですよね。
今日できることは今日のうちにやれ!
といわれても「やる気」が出て来ないからには
どうにもしようがないではないですか;^^💦
どうすれば「やる気」が出るか
そこで今回は、
どうすればやる気を絞り出す
ことができるのか?
について、脳科学の知見を取り入れながら
検討していきたいと思います。
人間って、ほぼ脳に支配されてると
いっても過言ではありません。
今、こうやってカフェでパソコン打ってるのも、
文章考えるのも、「あそこの二人が見せ合ってる
スマホ、何が出てっるんだろうな~?」
とか考えるのもすべて、脳によっています。
この脳つってやつをどうにか変えてやれば
人間はどうにでもなるのではないか❔…
脳の働きにはパターンがあり、
使い方のコツのようなものが存在します。
それらを押さえてしまえば、
どんな悩みも解決の可能性があるのです!
「でも、大人になくると頭固くなってくるし、
しまいにゃ、ぼけてくる。
もう変えようと思っても無理なんじゃないの?」
と反問されそうですが、これ、実は
変わる努力をしたくない大人たちの言い訳に
すぎないんでして、科学的には正しくありません。
人間の脳細胞の数についていうならば、
オギャーと生まれ落ちた時がいちばん多く、
それからは年を取るにつれて、どんどん
減少していきます。
また、筋肉と違って、脳細胞は
トレーニングによって増えることもありません。
脳細胞の数と、頭のいい悪いは
全く別の話なんですね。
年齢が上がるとともに、脳細胞は減少する一方で
その栄養源となるアミノ酸の分泌は
どんどん増えていくんですね。
この栄養によって脳は成長を続け、
病に冒されたりすることのない限り、
それは死ぬまで止まりません。
そして、なんとその意味で脳がもっとよく
成長する時期は20~40代だということが
MRIを使った分析・研究の結果わかっています。
20歳ぐらいまで、学校での勉強などで
脳の基本的な部分が使い込まれて
鍛えられたところへ、それ以降の多種多様な
体験がさらに本格的な刺激をくわえることで、
脳はますます成長していくんですね。
脳の成長エネルギーは高まりこそすれ、
低下することなどなく、脳科学的に見れば
むしろチャンス到来の時期なんです。
それが実情ですから、「もう40だから」、
「50だから」と年齢を言い訳にして
新しい挑戦をしないのは、なんら科学的根拠のない
甘えた言い草にすぎないのです。
なるほど、わかった。
俺もまだまだやれるはずだ!
と頭ではわかった。
でも現実的に「やる気」そのものが……😹💦
こういう場合、どうすればいいか❓❔
答えは、とにかく
行動すること。
「いや、行動できなから悩んでるんだよ」
と反論されるでしょうが、今あるタスク
(宿題とか作業とか)をすぐやれ
と言ってるわけじゃないんです。
「やる気は行動しないと生まれない」
という脳科学の知見をまず
頭に入れてほしいのです。
脳には「変化に対応して動く」
という根本的な性質があります。
だから基本的に、静止している人には
変化が起こらず、したがって脳は停滞します。
そうなると、脳は思考より感情の影響を
受けやすい状態になってしまうんですね。
つまり「左脳」より「右脳」が支配的になる。
ここで厄介なのは、こういう「感情の影響」では
基本的にネガティブな感情が優先される
ということなんですね。
だから、どんどんやる気がなくなっちゃうんです。
では、どうすればいいか…❔
無理やりにでも「やる気スイッチ」を
入れる方法はないのか❓❔❓
はい、それを3つばかり紹介しましょう。
1一つ目は、
純粋に身体を動かすこと。
手足を動かす機能は大脳の表面中央あたりに
分布しています。
手足を動かすと、この部分に血液が送り込まれ、
脳全体の血流がよくなるんですね。
だから、じっと考え込んでいるより、
気分転換に運動なり散歩なりをしてみた方が
「やる気」は出てくる可能性が高いです。
2つ目は、机を片づけたり、部屋のごみを
捨てたりなど簡単な雑用をしてみること。
なんでこれが「やる気」に繋がるかというと、
部分をうまく利用しているから。
この側坐核は意欲を起こさせることに深く
関わっていて、ここを刺激すると意欲、
つまりやる気が出るっていう仕組みです。
要するに、手先を動かすことで
側坐核は刺激されるのです。
だから、先ほど挙げたような雑用をすると、
いつの間にか「やる気」がわいてくることが
ありますし、ノートしたり、キーボードを
打ったりしている時も手先を使っているので、
ただ考えているより「やる気」は出やすいのです。
最後、3つ目として、
感情をうまく使いこなすことがあります。
脳というのは、先に挙げた「右脳/左脳」の
区分をはじめ、様々な部分に分かれており、
部分部分で性質が違います。
感情の機能を担っている部分は
「分析」的な働きができません。
分析ができないんで、宿題などのタスクが
山積しちゃったような場合、
「やめてくれ──!もう嫌だ!逃げたい!!」
という気持ちでいっぱいになり、
それに支配されてしまうんです。
こんな時は、分析力のある思考系の部分を
働かせることに努めましょう。
こちらが働いてくれれば、
目の前に山積みになっているものの
全体を細分化して理解していき、
「なんだ。ああしてこうすれば片付く。
たいしたことないじゃん」
という合理的な認識を感情系の部分に
伝えてくれるんです。
これを受けた感情系は、単純なので
「おお─! すげえ~~!!
これなら俺でもできる!ありがとう!!」
となって、一気にやる気が湧き出てきます。
「人間は感情の動物」といわれるほどで、
基本的に、感情は人間にとってとても
強い、大きな要素です。
その感情を利用していくことができれば、
もうこっちのもの。
100ページある宿題も、一日3ページやれば
一か月ちょっとで終わるでしょう。
タスクを細かく分けるなり、一回分のハードルを
下げるなりの工夫をして(思考系を働かせて)
「これならできそう」と思えるところへ
持っていく。
そうすれば「やる気」は湧いてきます。
さあ、いかがですか?
「やる気」が湧いてきたでしょうか?
湧いてきそうだという見通しができたでしょうか?
また、もしいつか「やる気が出ない」
状態になったら、是非またこの記事を
見直してもらえたらと思います。
その「やる気」をネットビジネスの
世界にぶつけようとしている人、
本気でやってみる気になった人は、
ぜひこちらで情報を仕入れてください。 👇